都市センシングとユビキタスコンピューティング

情報・エレクトロニクス系部門

都市センシングとユビキタスコンピューティング

  • (9) 産業と技術革新の基盤をつくろう

  • (11) 住み続けられるまちづくりを

  • (13) 気候変動に具体的な対策を

研究室概要

当研究室では、ネットワークを用いた創造的な社会活動の支援及び、新たな応用方法の創造を念頭に置き、ネットワークの要素やシステム技術と各種応用システムの開発を主なテーマとしています。

担当教員 / 研究室
瀬崎 薫
西山 勇毅
田谷 昭仁
開催場所

6月7日(金)

Ew棟 6階:Ew601

6月8日(土)

Ew棟 6階:Ew601

行動変容及びWELL-BEING

Well-beingとは身体的健康だけでなく、精神的・社会的にも満たされた状態にあることを表す概念です。スマートホンやウェアラブルデバイスなどでセンシングした利用者や周囲環境のデータを活用して、日々の生活の向上をするしくみ、またそのための行動変容を促すシステムの研究に取り組んでいます。

モバイル・ウェアラブルセンシング

スマートホンやスマートウォッチには、GPS、気圧計、加速度センサなど様々なセンサが搭載されています。最近では無線イヤホンのマイクや加速度センサの活用にも注目が集まっています。これらの日々持ち歩いたり、身につけたりするデバイスのセンサを活用して、利用者の行動や精神状態を検出する方法を研究しています。

空間情報分析

人が持ち歩くモバイル・ウェアラブルデバイスの他、自動車にもカメラやレーダーなど多様なセンサが搭載されます。また、バイクシェアの自転車にもセンサを搭載することで様々な場所で環境データが得られます。これらの異なる複数の場所で得られたデータを統合して、地域全体の情報分析を行っています。

無線センサネットワークと分散機械学習

モバイルデバイスや車などが様々な場所で集めたデータを集約するためにはデータ通信用のネットワークが必要になります。センサ同士をつなげるネットワークはセンサネットワークと呼ばれ、普及し始めています。当研究室では、センシングや情報分析に適した通信制御方式の改善や、ネットワーク上での分散機械学習を研究しています。さらに、無線通信用電波をセンシングにも応用する無線センシングにも取り組んでいます。