回して測る・飛ばして観る・引っ張って知る、液体
研究室概要
<液体の性質を可視化して、数値化する>
自発的な揺らぎによって生じるリプロンやフォノンの波動観察,光場・電場ピンセットを用いた表界面の応答解析,微小液滴マニピュレーション法による流体挙動観察などの実験的手法により,コロイド溶液・液晶・ゲルのような柔らかい物質の物性計測および複雑流体系が示す特異なダイナミクスの分析に取り組んでいます. また,上記実験技術の高感度化や特殊環境下での測定に向けた改良を進めると同時に,電磁スピニング法を用いた新型粘度計などの開発にも着手し,産業分野・医療分野との連携研究を積極的に行っています.
<公開では>
現在開発に取り組んでいる液体物性解析装置のなかから「EMSレオメータ」「ピコリットル液滴解析装置」「電場ピックアップ表面解析装置」を実際に稼働させ、液体の動きを見て感じていただきます。
- 担当教員 / 研究室
- 酒井 啓司