
ゴム博士の実験室
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(9) 産業と技術革新の基盤をつくろう
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(12) つくる責任 つかう責任
研究室概要
身近な「ゴム」に詳しくなれる体験型展示。
- 担当教員 / 研究室
- 吉江 尚子
- 中川 慎太郎
ゴムは身近でふしぎな材料
自動車のタイヤ、靴の裏、ペンのグリップ、グローブ、輪ゴム・・・これらはすべてゴムとよばれる材料でできています。ゴムがなかったら、私たちの生活はとても不便なものになるでしょう。
そんな身近なゴムですが、よく考えてみると、身のまわりのほかの材料とくらべると、とても「変わっている」ことに気づきます。
たとえば、ゴムはもとの長さの何倍にものばすことができて、しかも引っ張るのをやめればすぐにもとの長さにもどります。金属でも、バネのようにかたちを工夫すれば引っ張ったり戻したりできますが、ゴムはなんの工夫もなしに大きく伸び縮みできます。このような材料は、ほかにはありません。
また、ゴムには、とても柔らかいものから硬いものまで、幅広い性質のものがあります。ゴム風船は柔らかくよく伸びますが、ゴム製の靴底は硬くて伸ばすことはとてもできません。同じ種類の材料なのに、こんなに性質が個性的なのはなぜでしょう?
こうして考えてみると、ゴムがとてもふしぎなモノに見えてきませんか?「ゴム博士の実験室」では、そんなゴムのふしぎを、見てさわって解き明かします!
こんなことができます!
- ゴムを引っ張ったら、どうなる?研究者が実際に使っている装置で見てみよう!
- ゴムを温めたり冷やしたりすると、どうなる?
- ゴムの構造の再現模型を使って、ゴムのふしぎな性質の秘密にせまる!
などなど!