株式会社リコーとのセラミックス 3D プリンティング技術共同研究より

機械・生体系部門

Re charge

  • (7) エネルギーをみんなに そしてクリーンに

  • (12) つくる責任 つかう責任

研究室概要

Chargeという言葉には、モノが電気を帯びたり蓄えたりする意味に加え、
人がエネルギーや力を溜めるという意味も含まれています。
本展示では、その語頭に「Re(再び)」を加え、「〇〇」を再定義し再始動するプロセスに光を当てます。

「Re charge」展は檜垣・山中研究室が昨年度から取り組んできた様々なプロジェクトを紹介します。
完成された成果物だけでなく、試行錯誤を重ねながら形を変えてきた試作段階の作品も展示。
ブレスト、設計、素材選び、加工、組み立て──
一つひとつのプロセスに潜む問いや工夫を、ぜひ間近でご覧ください。

展示には、電気自動車のパワーステーションの未来像を描きながら試作を重ねたプロトタイプたち、
セラミック3Dプリンティング技術の未知の可能性を探る中で生まれたたくさんの造形物など、
人々の生活の中のエネルギーインフラから、まだ正体の見えない素材開発まで、「未来を形づくる途中経過」を切り取って展示しています。

また本展示は2024年4月に始動した檜垣研究室にとって初の展示となります。
これまで数多くの卒業生を送り出してきた山中研究室とともに、完成品だけでなくその背景にあたるプロセスを含めてデザインに向き合い、プロダクトと向き合っています。

各プロセスやプロダクトが改めて問いたいものとは何か、考え、その手触りをどうぞ会場で感じ取ってみてください。

担当教員 / 研究室
山中 俊治
檜垣 万里子
開催場所

5月30日(金)

S棟 1階:S110展示室

5月31日(土)

S棟 1階:S110展示室