hoshino lab.

生物医化学

細胞連関医科学分野

細胞が発するメッセージ”エクソソーム”からみる疾患生物学

研究室概要

エクソソームとは、全ての細胞が産生している微小胞で、細胞のゴミ処理機構として知られていましたが、近年、細胞間での情報媒体としても機能していることが分かりました。我々はこれまでに、がん細胞は「エクソソーム」をいち早く転移先の臓器に送り込み、その環境を変えることでがん細胞が転移できる場所を作り上げることを明らかにしました。当研究室では、まだ原因や機構が解明されていない疾患について、エクソソームがその病態の発症や進行に関わる可能性について紐解き、将来的には治療につながるパラダイムシフトを起こすことを目指して研究しています。

担当教員 / 研究室
星野 歩子
星野研究室
エクソソームが司る疾患機構の解明
エクソソームによる臓器連関