
層状物質の物性探索
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(9) 産業と技術革新の基盤をつくろう
研究室概要
グラフェンや遷移金属カルコゲナイドなどの層状物質は剥離して単層化することにより原子構造や電子構造が変化し、新奇な物性が発現することが知られています。
私たちの研究室が研究対象とするトポロジカル絶縁体は、中身は絶縁体でありながら表面に特殊な金属状態を持つ物質群ですが、これも、層状物質であることが多いです。
徳本研究室では、トポロジカル絶縁体の特殊な金属状態の検出に必要な、バルク絶縁性の高い結晶を作製し、トポロジカル絶縁体の表面伝導、表面電子構造を解明することを目指しています。
また、層状物質の中でも未開拓なファンデルワールス層状準結晶の合成と物性開拓も行っています。
- 担当教員 / 研究室
- 徳本有紀/徳本研究室
徳本有紀/徳本研究室