
台風を操る – 未来の技術「気象制御」は何をもたらす?
-
(4) 質の高い教育をみんなに
-
(9) 産業と技術革新の基盤をつくろう
-
(17) パートナーシップで目標を達成しよう
研究室概要
人々が持っている知を醸成・抽出して、技術開発プロセスの上流にある研究開発現場に届ける「科学コミュニケーション」手法を開発しています。
例えば、生産技術研究所で研究開発されている最新の技術を組み合わせ、社会課題や地球規模課題を解決する方法を、参加者が対話しながら組み立てていく科学コミュニケーションツール「ひみつの研究道具箱」を開発しています。
また、問いを重ねて対象の理解を深める「哲学対話」の手法をもとに、新技術が社会実装される際に生じうる、さまざまな課題や論点を抽出する対話手法の開発も進めています。
- 担当教員 / 研究室
- 松山桃世
台風を操る?驚きの技術の可能性を追究する研究プロジェクトが、進められています。台風の進路や規模を制御できたら、安全・安心な暮らしがやってくるかもしれません。
一方、台風を制御することで思いがけないことが起きる可能性もあります。降水量が減って喜ぶ人ばかりではないかもしれません。生態系への影響はどうでしょう。この技術について、あらかじめ何を考え、どう対処したら良いでしょう。
最新技術の解説だけでなく、他の参加者の意見も眺めながら、参加型展示をぜひお楽しみください。

台風制御へのさまざまな意見が並びます
松山桃世/松山研究室

「ひみつの研究道具箱」も開発しています。オンラインでの体験は、こちらから。