
未来材料:チタン・レアメタル
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(9) 産業と技術革新の基盤をつくろう
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(11) 住み続けられるまちづくりを
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(12) つくる責任 つかう責任
研究室概要
岡部(徹)研究室ではチタンをはじめとする様々なレアメタルについて新しい製造法やリサイクル法の研究開発を行っています。我々の研究活動やレアメタルとのふれあいを通じ、レアメタルの幅広い用途と高い将来性を体感してください。普段目にすることのないレアメタルの重さ比べや、形状記憶合金を使った実験ができます。
- 担当教員 / 研究室
- 岡部 徹

かわいいレアメタルがたくさん!
ぜひ遊びに来てください。
研究室について
岡部研究室では、「未来材料:チタン・レアメタル」という標語を掲げ、レアメタルをコモンメタルにすることを目指し、夢とロマンのある研究を行っています。存在量が多いながら、生産が難しくレアメタルと分類されているチタンや、採掘地域が限られている白金族金属などを、プロセス技術のイノベーションによって、一般に普及させて社会の発展に多大な貢献をすることを目指しています。

アルミニウムはかつてレアメタルとして、皇帝に献上されるほど希少だったが、
工業的生産法の確立によって今ではありふれたコモンメタルになっている。
(上記画像はナポレオンに献上されたアルミニウム製の像)
現在の主な研究テーマ
- チタンの新しい製造・リサイクルプロセスの開発
- 貴金属などの高価なレアメタルの新規リサイクル技術の開発
- 高付加価値無機素材の高効率回収プロセスの開発
岡部 徹 教授 について
研究室の主宰者である岡部教授は、これまで30年以上、京大、MIT、東北大、東大と研究機関を転々としながら、チタンをはじめとするレアメタルの製造プロセスに関する研究を推進してきました。岡部研は、レアメタルの製造プロセスや環境技術の開発の研究に関しては常に世界をリードしており、環境調和型のレアメタルのリサイクルプロセスなど、新しい環境技術の開発に重点を置いています。岡部研が2002年から主催・運営している「レアメタル研究会」は、毎回、100-400人の産官学関係者が集まる会合となり、日本のレアメタル研究の中心的な役割を担っています(これまでの研究会(計100回)の延べ参加者数:13000人以上)。現在、岡部研は、日本だけでなく世界におけるレアメタル研究の中心の一つとして機能しており、人的な交流および情報発信を精力的に行っています。
研究室情報・問い合わせ先
岡部研究室HP:https://www.okabe.iis.u-tokyo.ac.jp/
当日お問い合わせ:生産技術研究所 研究棟 Fw棟3階 Fw-302までお越しください。