Asian Urban TOD Research

人間・社会系部門

公共交通指向型開発(TOD)に用いる評価指標のデザイン

  • (11) 住み続けられるまちづくりを

研究室概要

人口集中による都市の高密化は、環境問題や地域格差を助長し、様々な都市問題を誘起している。このように全世界で都市的問題が深刻化している今、コンパクトシティなどの都市モデルが再考され、公共交通サービスを積極的に活用した持続可能な都市開発モデルが注目されている。

公共交通サービスを交通手段の主軸に据える開発方法として公共交通指向型開発(TOD)がある。TODとは鉄道駅などの公共交通機関を中心として、その近傍に適度な密度の住宅、補完的な公共施設、小売・サービス産業を配し、効率的でバランスのよい土地利用を促進する都市計画手法の一つである。本研究室では、都市におけるTOD開発を研究し、アジア都市におけるTODに資する評価指標システムを構築して、TODに対する社会的な認知を高めることを目的としている。

人間・社会系部門/アジア都市TOD寄付研究部門

胡研究室