
電子回路で脳をまねる
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(9) 産業と技術革新の基盤をつくろう
研究室概要
脳の神経細胞・シナプスのネットワークを電子回路を使って再現し、脳と互換性のある次世代人工知能(AI)を目指して研究を進めています。今のAIに比べ、臭いなど言葉にするのが難しい感覚や感情を正確に扱ったり、ひらめきなどを再現したりすることで、より人間に近い処理ができるようになると期待されています。また、非線形数学を応用した、独自の超低電力アナログ回路設計技術を駆使し、人間の大脳と同じ処理をパソコンのCPU程度の消費電力で実現することができる回路基盤技術を開発しています。
- 担当教員 / 研究室
- 河野 崇
- 名波 拓哉
- Ashish Gautam